当サイトのコンテンツには、広告を含む場合があります。

    【恋愛・生活】青年海外協力隊がやりまくり!協力隊あるある13選

    【恋愛・生活】青年海外協力隊がやりまくり!協力隊あるある13選

    青年海外協力隊の恋愛や生活の、あるあるが知りたい!

    こんな疑問に対して、今回は

    青年海外協力隊がやりまくりな協力隊あるある13選

    を解説します。

    この記事を書いた人
    みず
    • 元青年海外協力隊員
    • 中東ヨルダンで2年間生活
    • 子ども専門の理学療法士
    • 30代女性
    • 元イリュージョニスト

    青年海外協力隊がやりまくりな「あるある」を、訓練所、派遣中、帰国後に分けました。

    訓練所あるある4選
    • カップルが誕生しがち
    • 強い仲間意識が生まれがち
    • お酒の量が増えがち
    • 語学訓練病みがち
    派遣中あるある7選
    • 現地人男性と恋に落ちがち
    • 風呂やシャワーの頻度が減りがち
    • 体型が変化しがち
    • 民族衣装を着たり現地の髪型をしがち
    • 持ってきた日本食の賞味期限がきれがち
    • 帰国日までのカウントダウンを始めがち
    • 日本のすごさを実感しがち
    帰国後あるある2選
    • 元協力隊同士で結婚しがち
    • 日本社会の決まりの多さに疲れがち

    この記事を読めば、青年海外協力隊の訓練所、派遣中、帰国後の恋愛・生活のリアルな姿が想像できます。

    ぜひ参考にしてください。

    目次

    【訓練所】訓練生がやりまくりな「あるある4選」

    夜の二本松訓練所
    夜の二本松訓練所

    訓練所で青年海外協力隊の訓練生がやりまくりな「あるある4選」を紹介します。

    • カップルが誕生しがち
    • 強い仲間意識が生まれがち
    • お酒の量が増えがち
    • 語学訓練病みがち

    詳しく解説していきます。

    カップルが誕生しがち

    訓練生カップルが誕生しがち

    二本松訓練所・駒ケ根訓練所で約2か月間生活する間、カップルが誕生しがちです。

    私が1次隊で二本松訓練所に入所していた時は、全体の1割以上はカップルになっていました。

    他の隊次の情報も集めてみたところ、やはりどの隊次も平均1割程度はカップルが誕生しているようです。

    カップルができやすい理由は、以下の5つです。

    • 20、30代の訓練生が多い
    • 毎日顔を合わせ、話す機会が多い
    • 講座で男女協力することが多い
    • 日曜日にデートができる
    • 価値観が合う

    訓練中は語学や講座などの座学だけでなく、スポーツ大会や郊外学習で身体を動かす機会もあります。

    そのためお互いの様々な一面を見ることができるので、恋愛感情が生まれやすいのかもしれませんね。

    ちなみに、訓練所でカップルが誕生する現象に名前が付けられています。それは…

    二本松イリュージョン駒ケ根マジック

    です。

    10年以上前の元協力隊員もこの名前を知っているので、訓練所でカップルが誕生することは、いつの時代もよくある事のようです。

    これから訓練を控えている人は、イリュージョニストまたはマジシャンになれると良いですね。

    みず

    ちなみに、個人の部屋に他人が出入りするのは禁止というルールがあります。
    ペナルティになりますよ。気を付けてね

    強い仲間意識が生まれがち

    約2か月間の訓練で、男女問わず強い仲間意識が生まれます。

    特に生活班では家族のような感覚になることも。

    なぜなら、

    • 訓練所の生活は制限が多い
    • 語学訓練が厳しい

    ということもあり、同じ苦しさを味わう仲間として連帯感が生まれやすいからです。

    例を一つあげます。

    訓練開始から1カ月がたった頃、私と同じ生活班に不慮の事故で大ケガをした訓練生がいました。

    その訓練生が訓練中断で退所になったことを聞いた時、私はかなりショックを受け、生活班も重い雰囲気がしばらく続きました。

    たった2か月の関係だったとしても、大切にしたいと思う同志になります。

    ただ、訓練所の雰囲気や人間関係は合う・合わないがあります。

    ストレスの多い環境なので、周りに合わせ過ぎず、マイペースに!

    みず

    訓練中は学生時代に戻ったかのような感覚になりました。

    お酒の量が増えがち

    お酒の量が増えがち

    訓練所の生活が長くなると、打ち上げだの、交流会だので毎週のように飲み会があり、お酒の量が増えがちです。

    訓練所はお酒の持ち込みが禁止されているので、訓練所周辺の飲食店で飲むことになります。

    酔ってワイワイ騒ぐのも楽しく、ストレス発散になって良いのですが、やりすぎ注意です。

    実際に、

    • 酔った訓練生同士で喧嘩になる
    • 訓練生が利用したお店や周辺住民から苦情が出る

    という事がありました。

    そのため駒ケ根訓練所の最寄りのコンビニでは、あえてお酒の販売をしていないとか。

    節度を持って、お酒を楽しみましょう。

    語学訓練病みがち

    語学訓練ははっきり言って厳しく、気持ちが病みます。

    なぜならたった2カ月で、単語・文法・日常会話を一定のレベルまで引き上げるので、朝から晩まで勉強漬けになるからです。

    全ての隊員は、事前学習として語学の課題が配られます。

    事前学習をしっかりやっていれば、中間テストまでは何とか勉強についていけます。

    しかしその後はどんどん内容が難しくなっていくので、

    • 単語が覚えられない
    • 文法が理解できない
    • 話せない

    で、語学訓練がしんどくなってきます。

    語学のテストの点数が足りなくて、訓練中止になる訓練生もいます。

    日曜日も自室にこもって、勉強をする訓練生もいました。

    言葉の壁は2年間、現地で過ごしても完全に解消されることは無く、悩み続けることになります。

    【派遣中】協力隊員がやりまくりな「あるある7選」

    ヨルダンの世界遺産・ペトラ遺跡
    ヨルダンの世界遺産・ペトラ遺跡

    派遣中に青年海外協力隊員がやりまくりな「あるある7選」を紹介します。

    • 現地人男性と恋に落ちがち
    • 風呂やシャワーの頻度が減りがち
    • 体型が変化しがち
    • 民族衣装を着たり現地の髪型をしがち
    • 持ってきた日本食の賞味期限がきれがち
    • 帰国日までのカウントダウンを始めがち
    • 日本のすごさを実感しがち

    詳しく解説していきます。

    現地人男性と恋に落ちがち

    現地人男性と恋に落ちがち

    現地人男性と協力隊女性のカップルが誕生することは、協力隊あるあるです。

    派遣期間中、1度や2度は、隊員誰もがウワサを耳にするんじゃないかと思います。

    ただ、現地人男性×協力隊女性の組み合わせが多く

    協力隊男性×現地人女性の組み合わせは少ないです。

    現地人男性×協力隊女性が多い理由として「日本人女性はモテるから」と一般的な意見もありますが、

    協力隊の女性は現地人男性に言い寄られただけでは、簡単に気を許しません。

    なぜなら協力隊として現地で生活し、文化や国民性を知っているので、むしろ警戒します。

    ならどうして、現地人男性と付き合う協力隊女性がいるのか?

    ヨルダンで2年間過ごし、女性である私の目線から、現地人男性に思った事は以下の5つです。

    • 言語が流暢で尊敬する
    • 現地のことをよく知っていて頼りになる
    • 面倒見が良い、優しい
    • 日本語が少しでも喋れるとかなり親近感がわく
    • 顔の濃いイケメンが多い

    つまり、不安が多い海外生活の中、現地人男性が頼もしく、かっこよく見えることがあるんです。

    こうなると協力隊女性が恋に落ちる理由としては十分ですね。

    お付き合いすることも結婚することも自由ですが、妊娠は即帰国になるのでご注意を!

    風呂やシャワーの頻度が減りがち

    電気湯沸かし器「ギザ」。2人分のシャワー程度のお湯ができる。冬場は1時間くらいかかる。
    電気湯沸かし器「ギザ」。約2人分のシャワー量のお湯ができる。冬場は1時間くらいかかる。

    現地生活も馴染んでくると、毎日風呂やシャワーで身体を洗うことが減ります。

    理由は以下の4つです。

    • 現地人があまりシャワーを浴びない
    • お湯が出ない
    • 水道が止まる
    • めんどくさくなる

    私が住んでいたヨルダンの人々はシャワーを浴びる習慣があっても、サッと身体を洗い流すだけだったり、1週間に2,3回浴びる程度でした。

    ヨルダンが砂漠地帯という事もあって、「水は大切にね」とヨルダン人大家さんに言われたこともあります。

    お湯は「ギザ」と呼ばれる電気湯沸かし器に、一定量しか貯められないので、湯舟で身体を温めるという事ができませんでした。

    そのため寒い冬は身体が冷えるので、シャワーも浴びず、身体を拭く程度にして過ごしていました。

    そんなこんなでシャワーを浴びることさえ、めんどくさくなっていきました。

    「みんな汗臭いし、私が臭くても周りは気づかんわ。」

    と当時は思っていましたが、

    帰国した今は考えられません…。

    体型が変化しがち

    2年間で体型が変化しがちです。

    なぜなら、日本では考えられないようなストレスや病気にかかり、太ったり痩せたりすることが多いためです。

    ちなみに海外に行くと女性は太りやすいと言いますが…私もその中の一人でした。

    逆に痩せていく人は、

    • 硬水が身体に合わない
    • 食事が合わない
    • ストレスや病気などで食べられなくなる

    という人が多かったです。

    民族衣装を着たり現地の髪型をしがち

    若いヨルダン人男性はツーブロック・あごひげが多い。

    現地生活が半年、1年と長くなってくると、民族衣装を着て外に出ることに抵抗感がなくなります。

    髪型も現地人のような髪型になったりなど、外見が現地ファッションに染まっていきます。

    私もイスラム教の女性が来ていたロングスカートを市場で買い、スーパーの買い出しや近場の散策などの時に履いていました。

    髪型に関して、特に男性隊員はヨルダン人と同じ髪型になっている人もちらほらいました。

    持ってきた日本食の賞味期限がきれがち

    渡航時に持ってきた日本食の賞味期限がきれることはあるあるです。

    なぜなら、日本食が貴重で、大切にするあまり使うタイミングがなく、結局賞味期限が切れてしまうためです。

    ドミトリーに先輩隊員が使い切れなかった日本食の放出品があるのですが、必ずと言っていいほど賞味期限が切れた

    • ほんだし(顆粒だし)
    • 日本茶
    • おかずの素

    がありました。

    「これは何年前の隊員が持ってきたの?」というような、賞味期限が切れて数年たっている日本食もありました。

    「捨てればいいじゃん!」と思いますよね。

    日本で数百円で買える品物だとしても、日本に帰国できない隊員にとっては超貴重品で、賞味期限が切れていてもゴミ箱に捨てることができないのです…。

    かといって使うものもったいない!

    (コレ食べたら害がありそう…と少し思いつつ。)

    こうして持ってきた日本食は、賞味期限が切れていても次の隊員に引き継がれていくのです。

    帰国日までのカウントダウンを始めがち

    帰国日までのカウントダウンを始めがち

    協力隊の活動に、期待と希望を持ち、キラッキラした気持ちで出国したものの、時間が経過していくほど、日本への帰国が待ち遠しくなります。

    なぜなら、日本の家族、食べ物、便利さ、人の誠実さ、仕事のしやすさなど、全ての物が恋しくなるためです。

    しかも現地生活は

    • 活動が求められていない
    • 人種差別・嫌がらせ
    • 同僚と相性が悪い

    など、ストレスが多く、「早く日本に帰りたい!」と思うこともしばしばです。

    そのため、スマホにカウントダウンアプリを入れて、帰国日までの日数をみて、心の支えにしていた隊員もいました。

    私も帰国する年(2017年)の年明け、まだ任期が半年以上残っているのにも関わらず、気持ちがワクワクしたことをよく覚えています。

    今思えば、2年間というのは「協力隊の活動も生活も、十分やり切った」と満足して帰ることのできる、ちょうどいい期間だったのかなと感じています。

    日本のすごさを実感しがち

    日本のすごさを実感しがち

    協力隊として発展途上国で活動していると、「日本ってすごい国だな」と客観視することが増えます。

    • 時間通りに来る電車やバス
    • ゴミがない綺麗な道路
    • バリエーションが豊富な商品
    • 充実した医療やバリアフリー
    • 命に関わるような民族間の争いが無く、平和
    • 対応がきめ細かい店員さん

    すごい所を挙げると本当にキリがないです。

    日本では当たり前のサービスや人の対応が、いかに素晴らしい事か、海外生活を送っていると思い知らされます。

    例えば、日本では道徳や体育などで、相手を思いやる気持ちや命の大切さを学ぶ情操教育があります。

    情操教育のおかげで、他人の気持ちを推し量り、痒いところに手が届くような細かいサービスにつながっているのかなと、

    ヨルダン生活で日本というものを外から見て、考えることが多かったです。

    ヨルダンを含め、発展途上国では道徳や体育、図工といった科目は、あまり重視されていないのが現状です。

    【帰国後】元協力隊員がやりまくりな「あるある2選」

    【帰国後】元協力隊員がやりまくりな「あるある2選」

    帰国後の元青年海外協力隊員がやりまくりな「あるある2選」を紹介します。

    • 元協力隊同士で結婚しがち
    • 日本社会の決まりの多さに疲れがち

    詳しく解説していきます。

    元協力隊同士で結婚しがち

    元協力隊同士で結婚しがち

    元協力隊同士で結婚する人は多いです。

    パターンは以下の3つです。

    • 訓練所で出会った隊員同士
    • 同じ派遣国の隊員同士
    • 帰国後のイベントなどで知り合った元隊員同士

    訓練所や派遣先での苦しさは、すべての隊員が必ず感じるものなのでお互い共感しやすく、

    「協力隊に参加する」という、ちょっと変わった価値観の持ち主同士なので、相性が良いのだと思います。

    同じ隊次の中に1人か2人は、両親が青年海外協力隊の経験者だったという人もいます。

    みず

    「結婚できなくなるから協力隊はやめとこう」と思う人へ!むしろ出会いが増えるから行くべきよ!

    日本社会の決まりの多さに疲れがち

    帰国後、社会復帰すると、日本社会の決まりの多さに疲れがちです。

    理由をあげます。

    • 細かく決められた勤務時間
    • 何をするにも上司の許可やハンコが必要
    • 必要性を感じない大量の書類作成
    • 仕事のために生活する日本人の多さ

    2年間、時間の縛りもなく、自由に活動してきた協力隊員からすると、社会復帰直後は特に

    「苦しい」と思いがちです。

    身体は、仕事がサッと進む日本社会のスピード感にすぐに馴染んでいくのですが、特に心が追いつかないことが多いです。

    まとめ:協力隊がやりがちなことは日本じゃ味わえない!

    青年海外協力隊がやりまくりな協力隊あるある13選を紹介してきました。

    どれも日本で生活していると味わえない経験です。

    私は青年海外協力隊の活動を終えて5年以上経ちますが、協力隊の時に経験した感情や思いは今も忘れていません。

    日本の事、仕事の事、自身の事を落ち着いて客観視でき、「どんな場所・状況でも生きていける」と自信がついたことは協力隊に参加しなければ得られなかった考えです。

    青年海外協力隊に参加したいけど、なかなか一歩が踏み出せない人にとって、この記事が少しでも背中を押すきっかけになれば、私は嬉しいです。

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    目次