NordVPNが通信が遅い…。どうすれば改善できる？
このような問題に向けて、この記事ではNordVPNの通信が遅い原因と対処法を解説していきます。
結論として、NordVPNの通信が遅い時の対処法は以下の５つです。
- 通信速度が速いネットにつなぐ
- 滞在国のVPNサーバーを利用する
- セキュリティ機能をオフにする
- デバイスを再起動する
- NordVPNに問題を報告する
NordVPNの通信速度はVPNサービスの中でもトップクラスですが、何らかのトラブルによって遅くなっている可能性があります。
原因を突き止め、解決していきましょう。
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NordVPNの通信が遅い原因３つ
NordVPNの通信が遅い主な原因は以下の３つです。
- インターネット速度が遅い
- 遠いVPNサーバーに接続している
- サーバーが混雑している
それぞれ詳しく解説していきます。
原因① インターネット速度が遅い
Wi-Fiなどインターネットの速度が遅い場合、NordVPNの通信速度も遅くなります。
なぜならVPNの通信速度はインターネット速度に依存するためです。
NordVPNはVPNサービスの中でも高速です。
しかしNordVPNを接続したからといって、元々のインターネット速度より高速になることはありません。
みずまずはインターネット自体の通信速度を確認してみましょう。
通信速度はスピードテストサイトで計測が可能です。
用途別に必要な通信速度の目安は以下の通りです。
【参考】用途別に必要な通信速度
| 用途 | ダウンロード速度 |
|---|---|
| 文字の受信（LINE等） | １Mbps以下 |
| WebサイトやSNSの閲覧 | 1Mbps～10Mbps |
| 動画の再生 | 5Mbps～20Mbps（※） |
| オンラインゲーム | 30Mbps〜100Mbps |
原因② 遠い国のVPNサーバーに接続している
自分の現在地から遠く離れた国のサーバーに接続している場合、通信速度が落ちやすくなります。
なぜなら物理的な距離により、データの送受信に時間がかかるためです。
例をあげます。
- 日本から日本のサーバーに接続した速度
- 日本から台湾サーバーに接続した速度
- 日本からブラジルサーバーに接続した速度
日本から近距離・遠距離のサーバーでどのくらい速度変化があるのか比較してみます。
結果は以下の通りです。
| VPN接続先 | ダウンロード速度 | アップロード速度 |
|---|---|---|
| 接続なし | 67.90Mbps | 94.14Mbps |
| 日本サーバー | 67.96Mbps | 64.53Mbps |
| 台湾サーバー （日本サーバーとの差） | 66.70Mbps (-1.26Mbps) | 42.38Mbps (-22.15Mbps) |
| ブラジルサーバー （日本サーバーとの差） | 58.58Mbps (-9.38Mbps) | 41.52Mbps (-23.01Mbps) |
計測の結果、現在地（日本）から離れたサーバーほど、通信速度が低下することが分かります。
みずYouTube再生やSNSの閲覧などはダウンロード速度が重要です。
原因③ サーバーが混雑している
一つのサーバーにアクセスが集中すると、通信が遅くなることがあります。
なぜならサーバーは許容量があり、許容量を超えると処理しきれなくなるためです。
ただしNordVPNは世界中に5,000以上のサーバーがあるので、一つに集中する可能性は低いかもしれません。
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NordVPNの通信が遅い時の対処法５つ
NordVPNの通信が遅い時の対処法を５つ紹介します。
- 通信速度が速いネットにつなぐ
- 滞在国のVPNサーバーを利用する
- セキュリティ機能をオフにする
- デバイスを再起動する
- NordVPNに問題を報告する
それでは詳しく解説していきます。
対処法① 通信速度が速いネットにつなぐ
接続中のインターネットが遅い場合、別のインターネットにつなぎ直すことで通信速度が改善され、VPNも速くなることがあります。
例えば、
- 別のWi-Fiに繋ぐ
- スマホの回線（LTE）に繋ぐ
- デザリング機能で接続する
などです。
元々のインターネットの通信が遅いと、性能が良いNordVPNでも速度は遅くなってしまいます。
インターネットの通信速度は最初にチェックしてみましょう。
通信速度はスピードテストサイトで計測が可能です。
スピードテストサイト【SPEEDTEST by OOKLAはこちらから】
対処法② 滞在国のVPNサーバーを利用する
自分が滞在している国のサーバー、または近い国のVPNサーバーを選ぶことで速度が改善されます。
現在地から遠い国のサーバーに接続するとデータ送受信に時間がかかり、NordVPNが遅くなる原因の一つだからです。
例えば
日本に滞在しているのであれば、日本のVPNサーバーを選ぶ。
日本のVPNサーバーが調子が悪い場合は、韓国のVPNサーバーを選ぶ。
など、近距離のサーバーであれば速度が落ちにくくなります。
NordVPNの日本サーバーは130台以上
NordVPNは日本国内に130台以上のサーバーがあります。
そのため最初に接続した日本サーバーの調子が悪くても、別の日本サーバーを選ぶことができます。
同じ国内でのサーバー変更方法
みずNordVPNは高速で状態の良いVPNサーバーが選べます。
対処法③ セキュリティ機能をオフにする
- 画像表示が遅い
- 画像が表示されない
- 特定のサイトにログインできない
以上のような場合は、NordVPNのセキュリティ機能をオフにすると表示がスムーズになることがあります。
この場合、NordVPNのセキュリティ機能の一つである「脅威対策」をオフにすることで改善されます。
NordVPN使用中に繋がらない・ログインできないサイトがある時の対処法は下記の記事をご覧ください。
対処法④ デバイスを再起動してみる
デバイスを再起動することで処理速度が正常化し、通信速度が回復します。
なぜならデバイス（スマホ・PC・タブレットなど）でOSやアプリの処理が滞ると、通信速度が遅く感じることがあるためです。
対処法⑤ NordVPNに問題を報告する
- VPN接続が遅い
- VPNに接続できない
- VPN接続が不安定である など
技術的な問題はNordVPNアプリで報告でき、サポートが受けられます。
問題の詳細や住んでいる国、ネットのプロバイダーなどを報告することで、具体的な解決方法が分かります。
パソコンから報告する場合
みずパソコンアプリの場合はスクリーンショットも添付できます。
スマホから報告する場合
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改善しない場合は他のVPNサービスを検討【おすすめVPN２選】
対処法をしてもNordVPNの通信速度が改善しなかった場合、別のVPNサービスを検討することをおすすめします。
NordVPN以外で私が使用したおすすめVPNサービスは、以下の２サービスです。
- Surfshark
- MillenVPN
それぞれ紹介していきます。
Surfshark：コスパ重視の人におすすめ
- 月額308円～
（価格変動あり） - 同時接続台数無制限
- ノーログポリシー
- 30日間の返金保証あり
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Surfsharkの使用感としては、NordVPNに匹敵するほどの高速通信で、動画やSNSが快適に閲覧できます。
また２年間プランの月額がVPNサービスの中でも格安なので、
- 年間契約を考えている
- コストを抑えたい
という方におすすめのVPNサービスです。
Surfsharkの詳細は以下の記事をご覧ください。
MillenVPN：短期契約する人におすすめ
- 月額396円～
- 7日・15日・30日の短期プランが充実
- ノーログポリシー
- 日本発のVPNサービス
- 30日間の返金保証あり
（サブスクプランのみ）
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NordVPN・Surfsharkと比較するとMillenVPNは通信速度が若干遅いですが、動画やSNSは問題なく見ることができます。
短期プランが充実しているので、短期の海外滞在などでも無駄なくVPNサービスが使えます。
そのためMillenVPNは、
- １カ月以下の短期契約を考えている
- 日本のサービスを使いたい
という方におすすめなVPNサービスです。
MillenVPNの詳細は以下の記事をご覧ください。
まとめ：NordVPNが遅い原因を改善しよう
NordVPNが遅い原因３つと対処法５つは以下の通りです。
- インターネット速度が遅い
- 遠いVPNサーバーに接続している
- サーバーが混雑している
- 通信速度が速いネットにつなぐ
- 滞在国のVPNサーバーを利用する
- セキュリティ機能をオフにする
- デバイスを再起動する
- NordVPNに問題を報告する
NordVPNの通信速度改善にこの記事が少しでも参考になりましたら幸いです。
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