- エポスゴールドカードの海外旅行傷害保険の保険金額はいくら?
- 海外旅行傷害保険の適用条件を知りたい
以上のような疑問に向けて、エポスゴールドカードの海外旅行傷害保険の保険金額や適用条件について解説していきます。
結論としてエポスゴールドカードは同ランクの他社ゴールドカードよりも補償内容や金額が充実しており、海外渡航にとても役立つクレジットカードの一つです。
また保険の適用条件は、旅行代金をエポスゴールドカードで1円以上支払えば良いので、かなりハードルは低いです。
エポスゴールドカードについて、この記事でわかる事は以下の4つです。
- 海外旅行傷害保険の保険金額・適用条件
- 他社ゴールドカードより補償が充実している事
- 年会費5,000円を永年無料にする方法
- クレカ付帯の旅行保険だけをかける時の注意点
それでは解説していきます。
- エポスカードは日常&海外でメイン使い
- エポスゴールドのインビテーション獲得
- 元青年海外協力隊員
【エポスゴールドカード】海外旅行傷害保険の補償内容と保険金額
エポスゴールドカード・海外旅行傷害保険の補償内容・金額は以下の通りです。
補償内容 | エポスゴールドカード | 備考 |
---|---|---|
傷害死亡 ・後遺障害 | 最高5,000万円 | |
傷害治療 | 300万円 | 1事故につき |
疾病治療 | 300万円 | 1疾病につき |
賠償責任 | 5,000万円 | 1事故につき |
携行品損害 | 50万円 | 1旅行・ 会員資格期間につき |
携行品損害 の免責金額 | 3,000円 | |
救援者費用 | 100万円 | 会員資格期間につき |
補償期間 | 90日間 | 日本出国日から |
エポスゴールドカードの年会費は5,000円。
後ほど詳細を紹介しますが、年会費11,000円以下で所持できるゴールドカードの中で、エポスゴールドカードの保険金額は高額です。
(他社カードとの比較を先に読む場合はここをタップしてください。)
またエポスゴールドカードはエポスカードよりも保険金額が30万~2,000万円増額します。
補償内容 | エポスカード | エポスゴールドカード |
---|---|---|
傷害死亡 ・後遺障害 | 最高3,000万円 | (+2,000万円) | 最高5,000万円
傷害治療 | 200万円 | (+100万円) | 300万円
疾病治療 | 270万円 | (+30万円) | 300万円
賠償責任 | 3,000万円 | (+2,000万円) | 5,000万円
携行品損害 | 20万円 | (+30万円) | 50万円
携行品損害 の免責金額 | 3,000円 | 3,000円 |
救援者費用 | 100万円 | 100万円 |
補償期間 | 90日間 | 90日間 |
エポスゴールドカードは傷害治療や賠償責任など、様々な項目の補償が充実しています。
ただ、それぞれの補償内容がどんな場合に適用になるのか、イマイチ分かりづらい…。
そこで補償内容の項目別に、保険金が支払われる場合の具体例を解説していきます。
補償内容はどんなトラブルに適用?保険金が支払われる具体例
エポスゴールドカード海外旅行傷害保険の補償内容別に具体例を挙げて解説していきます。
傷害死亡・後遺障害(最高5,000万円)
海外旅行中の事故により、180日以内に死亡または後遺障害が残った場合。
傷害治療(300万円)
海外旅行中の事故でケガをし、医師の治療を受けた場合。
山岳登はんやスカイダイビングなど、危険度が高い運動による事故は保険金が支払われない場合もあります。
車に轢かれて頭を打ったため、病院で治療を受けた。
疾病治療(300万円)
海外旅行中に発病した疾病が原因で、医師の治療を受けた場合。
伝染病は旅行終了後14日以内に医師の治療が始まった場合、保険適用になります。
アフリカ滞在中にマラリアに感染し、帰国して1週間後に日本で治療を受けた。
賠償責任(5,000万円)
海外旅行中に誤って他人にケガをさせたり、他人の物を壊したたりして損害を与え、法律上の損害賠償責任を負われた場合。
- ホテルの備品を壊したので弁償した。
- 自転車でぶつかり相手にケガをさせ、治療費を払った。
携行品損害(50万円)
海外旅行中に携行品が盗難・破損・火災などの偶然の事故により損害を受けた場合。
携行品1つにつき、損害額の補償は10万円が限度です。
日本から持ってきたカメラが盗まれた。
救援者費用(100万円)
海外旅行中に被保険者が死亡・入院・行方不明になった時に、被保険者の親族や救助などの援助が必要になった場合。
- 捜索救助費用
- 交通費
- 宿泊費 など
- 被保険者が行方不明になり、親族が現地に呼ばれた時の費用。
- 被保険者が死亡したため、現地で遺体処理をした費用。
【エポスゴールドカード海外旅行傷害保険】利用付帯の条件は簡単にクリアできる
エポスゴールドカードの海外旅行傷害保険は利用付帯です。
利用付帯とは、
エポスゴールドカードで旅行代金を支払えば、保険が適用される
という事です。
ではどのような旅行代金を支払えば適用になるのか、以下より解説していきます。
利用付帯の対象となる旅行代金
- 旅行会社で予約した海外旅行ツアー料金(募集型企画旅行)
- 海外旅行先までの航空券代
- 空港に向かうための鉄道代金(SuicaやPASUMOなどへのチャージ、定期券利用も含む)
- 空港に向かうための新幹線、リムジンバス、タクシー乗車代金
- 海外で乗車した電車、バス、タクシー乗車代金
上記の旅行代金をエポスゴールドカードで1円以上支払っていれば保険が適用されます。
航空券など高額な旅行代金だけでなく、
空港に向かうための公共交通機関や旅行先で電車、バス、タクシーなどの支払いを一回でもカードで支払えばOKです。
そのためエポスゴールドカードの海外旅行傷害保険の適用条件は、簡単にクリアできると言えるでしょう。
Visa付きエポスカードの海外旅行傷害保険も同じ適用条件です。
利用付帯の対象とならない旅行代金
- 自分で予約したホテルの代金
- 自家用車やレンタカーの交通費
- 帰国後に乗った公共交通機関の乗車代金
例えば、空港まで自家用車で行くことはよくあると思います。
以下のような交通費は対象にならないので注意が必要です。
- レンタカー代
- 高速代
- 駐車料金
- ガソリン代 など
エポスゴールドカードの海外旅行傷害保険は手厚い
海外旅行傷害保険をエポスゴールドカードと他社ゴールドカードで比較した結果、
補償内容が充実かつ保険金額も高い
という事が分かりました。
4種類のゴールドカードを比較した詳細を以下より説明していきます。
エポスゴールドカードと他社ゴールドカードの保険金額を比較
エポスゴールドカードと他社ゴールドカードの保険金額を比較しました。
比較したゴールドカードは以下の4つです。
- エポスゴールドカード
- 楽天ゴールドカード
- 三井住友カードゴールド(NL)
- セゾンゴールドプレミアム
比較したゴールドカードは、年会費がエポスゴールドカードに近いカードを選びました。
- 年会費が11,000円以下である
- 海外旅行傷害保険が利用付帯である
- Visaブランドである
エポスゴールド VS. 他社ゴールド
カード | エポスゴールドカード | 楽天ゴールドゴールド(NL) | 三井住友カードプレミアム | セゾンゴールド|
年会費 | 5,000円 (招待で無料) | 2,200円 | 5,500円 | 11,000円 |
傷害死亡・ 後遺障害 | 最高5,000万円 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 | 最高1,000万円 |
傷害治療 | 300万円 | 200万円 | 100万円 | 300万円 |
疾病治療 | 300万円 | 200万円 | 100万円 | 300万円 |
賠償責任 | 5,000万円 | 3,000万円 | 2,500万円 | 2,000万円 |
携行品損害 | 50万円 | 20万円 | 20万円 | 20万円 |
携行品損害 の免責金額 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
救援者費用 | 100万円 | 200万円 | 150万円 | 100万円 |
補償期間 | 90日間 | 3カ月間 | 3カ月間 | 90日間 |
上記の比較表で、各項目の最高額に〇、最低額に△を付けました。
エポスゴールドカードはほとんどの項目で保険金が高額であることが分かります。
特に、
- 傷害治療
- 疾病治療
- 携行品損害
など、海外旅行中に起きやすいトラブルに対して他社カードより保険金が高額なことは大きなメリットです。
エポスゴールドカードを年会費永年無料で獲得する方法
エポスゴールドカードは通常申込みで年会費5,000円かかります。
しかし、エポスゴールドカードの年会費を初年度から無料にする方法があります。
それは
エポスカードを利用しゴールドカードの招待(インビテーション)を受け取る
ということです。
ゴールドカードへの招待は、エポスカード(年会費無料)を利用して一定条件を満たすともらえます。
その招待でエポスゴールドカードを作ると初年度から年会費が永年無料になります。
ではゴールドカードへの招待を受け取るにはどうしたら良いか、以下より詳しく解説していきます。
エポスゴールドカードの招待(インビテーション)が来る条件
エポス公式サイトでは招待(インビテーション)の条件について、2024年現在公表されていません。
そのため、記事で紹介するのは私自身の経験と口コミからの予測になります。
エポスゴールドカードの招待が来る条件は以下の2つが考えられます。
- エポスカードを6カ月以上継続利用する
- 約6カ月間の利用総額が40万円前後である
(年間で利用総額が50万円を超す見込みがある)
エポスゴールドカードの招待についての詳細は、以下の記事をご覧ください。
旅費や食費、ガソリン代などをエポスカードで支払っていたら半年であっさり招待がもらえました。
エポスカードの詳細は以下の記事をご覧ください。
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【注意点】海外旅行傷害保険はエポスゴールドカードだけで大丈夫?
結論から言って、エポスゴールドカードの保険だけでは危険な場合があります。
なぜなら、エポスゴールドカードの海外旅行傷害保険ではカバーしきれない事例もあるためです。
例えば以下のような場合、補償対象外なので注意が必要です。
- 持病が悪化して治療が必要になった
- 登山など危険度が高い活動でケガをした
エポスゴールドカードに限らず、ほとんどのクレジットカード付帯の保険は持病治療は対象外です。
また、スカイダイビング・ボルダリングなど、危険なスポーツによるケガ治療も対象外なので、各スポーツ専用の海外保険を契約した方が良いでしょう。
- 山岳登はん(ピッケルやハンマーなどの用具を使うもの)
- ボブスレー
- スカイダイビング
- ボルダリング
- 自動車や原付の競技・練習 など
参考:「エポスカード海外旅行傷害保険ご利用のしおり」より
また大きな事故にあった場合も、クレジットカードの治療補償では金額が足らない可能性もあります。
- 滞在国の医療レベル
- 治安状況
- 感染症まん延の有無 など
以上のことを考慮して、エポスゴールドカードなどのクレジットカード付帯の保険のみにするのか、任意保険も加入するのか判断しましょう。
まとめ:エポスゴールドカードの海外旅行傷害保険は補償内容が充実
エポスゴールドカードの海外旅行傷害保険と適用条件について解説しました。
補償内容 | エポスゴールドカード | 備考 |
---|---|---|
傷害死亡 ・後遺障害 | 最高5,000万円 | |
傷害治療 | 300万円 | 1事故につき |
疾病治療 | 300万円 | 1疾病につき |
賠償責任 | 5,000万円 | 1事故につき |
携行品損害 | 50万円 | 1旅行・ 会員資格期間につき |
携行品損害 の免責金額 | 3,000円 | |
救援者費用 | 100万円 | 会員資格期間につき |
補償期間 | 90日間 | 日本出国日から |
エポスゴールドカードの海外旅行傷害保険は他社ゴールドカードよりも補償内容が充実しています。
また保険適用の条件は、所定の旅行代金をエポスゴールドカードで1円以上支払えば良いなど、利用付帯のハードルはかなり低いです。
しかし、持病治療や危険な運動でのケガ治療はカバーされないので注意が必要です。
渡航先の国の状況や自身のアクティビティを考慮し、任意保険も併用した方が良い場合もあるかもしれません。
この記事が少しでも参考になりましたら幸いです。